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死刑囚の子どもに何の罪があるの?

オウム関連事件の7人の死刑囚の執行から,2週間と2日が過ぎた。 7人もの命が一度に奪われたのだ。死刑に賛成だろうと反対だろうと,その死を厳粛に受け止め,死刑囚の死の意味を考え,被害者遺族に思いをはせ,そうして日々はすぎていくべきだろうと思っていた。そうならないだろうとも思ってはいたけれど。 執行の日,麻原彰晃死刑囚の三女である松本麗華

心神喪失状態だった,麻原彰晃死刑囚の死刑執行

7月6日,オウム真理教事件の死刑囚7人が1日のうちに執行された。極めて多くの問題点を含んだ執行だったが,麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の精神状態の問題にはどうしても触れておきたい。 私は,松本智津夫死刑囚の執行は,絶対になされてはいけなかったと考えている。 1.心神喪失状態だった松本智津夫死刑囚 刑事訴訟法479条は,「死刑の言渡を受けた者が心神喪

ブラックフェイス問題への反応から差別のことを考えてみた

ガキ使のブラックフェイスの件,マイノリティである当事者が歴史的背景も踏まえて嫌だって言ってる話だと思うのだけど,Twitterとかでは「差別する意図なんかなかった」「気にする方がおかしい」とか言い続ける人たちをたくさんみる。 差別って,ちゃんと知識を得て,その視点で世界を見ようとしなければ避けられないものだと思う。知識がなければ,そして考えよ

死刑執行を監視せよ

今日,二人の人の死刑が執行された。二人とも,再審請求中だった。 私は,死刑は廃止すべきだと考えているけれど,この問題は議論が必要なテーマだ。 そして,死刑を廃止すべきか存置すべきかを議論するにあたって,日本は死刑についての情報がなさ過ぎる。法務省が故意に見せないように隠しているからだ。 例えばアメリカのテキサス州を例に出せば,今いる死

痴漢の被害と痴漢えん罪

7月30日に,痴漢について,被害と,えん罪,防止などについて扱ったイベント"Let Your Voice Be Heard"に参加してきた。主催は,青山学院大学客員教授の岩渕潤子さん,NY州NJ州弁護士の渡邉葉さん,一般社団法人痴漢抑止活動センターの松永弥生さん。この日,いろいろな人の議論を聞いていて,思いついたことをまとめてみる。 私が考えたことの結論は, (1)被害者